日露戦争帰りの「不死身」杉元佐一とアイヌの少女アシㇼパが、刺青囚人の皮に記された埋蔵金を追い続けた長い旅が最終局面へ突入する。サハリンと北海道に散った第七師団、土方歳三一派、鶴見中尉の謀略が雪原で激突し、金塊の行方と父ウィルクの遺志が同時に暴かれる。誇り・同胞・家族・弔いが同じテーブルに並び、誰が金を手にし誰が生き残るかが決まる。旅の果てに笑いと血が噴き出す大団円の第31巻。